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河原の石と鉱物や宝石は何が違うのか

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僕は小さい頃から河原や山に遊びに行ったら絶対に石を拾って投げたり、綺麗な石であれば拾ってブリキの箱に入れていました(後にガラスと判明)。

そんな石ですが、そもそも石とは何でしょうか?僕たちが扱っている天然石も石です。
更に細かく考えると鉱物も石だし、宝石も石です。

しかし、鉱物も宝石も同じ石ですが河原の石とは意味が異なります。

「石とは」

僕たちの身近に転がっている石は、何種類もの鉱物が組み合わさってできた岩石です。岩石と書くと大きなものをイメージしますが道端に転がっている石などは岩石が風化して小さくなったものです。よく見ると色が違ったものが混ざっていたり、形が違うものが組み合わさったりしています。

「鉱物とは」

鉱物も石です。しかし、石が「複数の鉱物の集合体」なのに対して、鉱物は「原子が規則正しく配列し、成分がほぼ均一で天然に産出する無機物」です。ちょっとこれだと分かりにくいので簡単に書くと「不純物がなく同じ成分、性質でできていて天然に産出するもの」を鉱物といいます。

「宝石とは」

さて、宝石は石であり、鉱物でもあります。しかし、宝石と呼ぶにはきちんとした定義があります。それは「鉱物や石の中でも特に綺麗なもので、それらを加工し美しさを引き出して装飾品にしたもの」です。

簡単なフローチャートで見るとわかりやすいと思います。

鉱物 → 石(複数の鉱物の集合体)
↓   ↓
宝石(綺麗な鉱物や石)

画像の緑色の鉱物はベリル(エメラルド)です。このベリルを美しく加工すると宝石のエメラルドになります。それ以外の部分は母岩で複数の石が集合しているので岩石といえます。

「石(岩石)」、「鉱物」、「宝石」と何気なく使っていますが、これらの呼び名の違いを知っておくことは天然石を見分けていく時に役立ちます。

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