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天然石

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アゲート

瑪瑙(めのう)、アゲート、カルセドニーという名称は有名なので天然石が好きな人ならばほとんど知っているのではないでしょうか。しかし、広く知られているにも関わらず何がどのように違うかということが明確ではなく、曖昧な感じで使われている気がします。

アゲートとカルセドニーの違い

アゲートとカルセドニーは「玉髄類(ぎょくずいるい)」というグループに含まれる鉱物です。
玉髄類とは、非常に細かいクォーツの結晶が集まって塊状に形成した半透明なクォーツ(石英)のことです。この玉髄類の中で縞模様があるものを「アゲート」、縞模様がなく色が比較的均一なものを「カルセドニー」といいます。名称は縞模様の有無によって変わります。

瑪瑙とは

ブルーレースアゲート

日本の市場では瑪瑙、アゲート、カルセドニーの3つの名称がよく使われています。
それでは「瑪瑙」とは何でしょうか?

瑪瑙とはアゲートの和名です。
日本でも古くからあり、七宝(しっぽう)のひとつとして大切にされてきました。

カルセドニーの和名は?

カルセドニー

カルセドニーの和名は「玉髄(ぎょくずい)」といいます。
瑪瑙という和名は有名でよく使われていますが、カルセドニーの和名である玉髄は瑪瑙に比べて有名でないためかあまり使われていません。

曖昧な原因は瑪瑙にあり

アゲート

カルセドニーを瑪瑙として販売しているのをよく見かけますが、カルセドニーであれば玉髄という名称が正しいはずです。しかし、日本ではアゲートとカルセドニーを一緒にして「瑪瑙」と呼んでいます。そのため瑪瑙、アゲート、カルセドニーという名称の定義が曖昧になり、分かりにくい原因となっています。

「アゲートは瑪瑙」、「カルセドニーは玉髄」と正しく区分して使うことで、シンプルで分かりやすくなります。

9ピン、Tピンの基本テクニック

Tピン、9ピンはチェーンやピアス金具、9ピン同士などをつなぐアクセサリーパーツです。Tピン、9ピンを使うとお店やデパートで取り扱っているような素敵なアクセサリーを作ることができます。

用意するもの

9ピンをインカローズビーズに通す

1 ピンをビーズの通し穴に通します。

9ピンを平ヤットコで曲げます。

2 ピンを平ペンチで挟み90度に曲げます。手で曲がる場合は手で曲げても問題ありません。

9ピンをニッパーでカットします。

3 ビーズの通し穴から約6-10mmの位置でニッパーを使いピンをカットします。小さい輪を作りたいときはピンを短く残してカットし、大きい輪を作りたいときはピンを長く残してカットします。輪の大きさに応じて調整しながらカットします。

9ピンを丸ヤットコを使い輪を作ります。

4 曲げたピンの先を自分の方に向けます。手の甲を自分の方に向けて、ピンの先端を丸ヤットコで挟みます。輪の大きさは丸ヤットコの挟む位置によって変わってきます。

半円を作ります。

5 ピンをしっかり挟みながら手首をひねり半円を作ります。

最後調整します。

6 一度ピンを離して、もう一度ピンを挟み直します。輪になるように少しずつ調整しながら手首をひねります。

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7 ピンの先端の隙間が無くなり、向きやズレを直したら完成です。

9ピンの輪の位置を揃える方法

輪の向きが揃っていない9ピン

1 9ピンの輪が向きが揃って作れない時があります。その場合は、平ヤットコや丸ヤットコなどを使い輪の向きを整える必要があります。

平ヤットコと丸ヤットコで輪を挟みます。

2 9ピンの両方の輪を平ヤットコや丸ヤットコで挟みます。

輪を平行に整えます。

3 輪の向きが平行になるようにねじって整えます。

9ピンを通したインカローズビーズ

4 完成です。輪の向きが揃うと見た目にも綺麗なアクセサリーに仕上がります。

最初のうちはTピン、9ピンで綺麗な輪を作るのは慣れるまで難しいと思います。しかし、何度も繰り返し作ることでカットする長さ、丸ヤットコで挟む位置、輪にする力加減などを意識しなくても感覚として身につき、同じサイズの輪を素早く簡単に作ることが出来るようになります。

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僕たちUGSは魅力的な天然石をいつも探しています。

「綺麗」、「面白い」と心に感じる天然石と出会うと、とても楽しく幸せな気持ちになります。それと同時に「こんなに素敵な天然石がある」ということを沢山の人達に紹介できたら嬉しいです。

そして、そんな僕たちの天然石への思いが通じて伝わるといいなと思っています。

考えていること

僕たちは、不器用だから考えていることがちょっと違っているかもしれません。
遠回りして時間がかかっても僕たちが考えること、やりたいことを「楽しく」「ゆっくり」「コツコツ」と進めていき、温もりが伝わる天然石のお店にしたいと考えています。

インカローズを選ぶ天然石問屋UGSの店長

大切にしていること

世界中には沢山の天然石があります。
その中には「良いもの」もあれば「悪いもの」も沢山あります。
まさに玉石混淆(ぎょくせきこんこう)です。
そのためには正しい知識を身に修め、常に新しい情報を更新していくことが天然石を伝える上で最も重要で大切なことだと考えています。

巨大なアーカンソー産水晶クラスターの前で笑顔の天然石問屋UGSの店長

実践していること

天然石をひとつひとつ見て探すことは、膨大な時間と手間がかかります。
見た目はどれも同じようにみえるかもしれませんが、微妙に色や透明度などが違うということが品質に大きな影響を与えることを経験から学びました。そのため、限り有る天然石の中から少しでも色や形など品質が良いものを粘り強く探すことを心がけています。

無色透明の水晶丸玉をルーペで探す天然石問屋UGSの店長

そのため、僕たちは天然石を仕入れるときに全て自分たちで見て触れて納得できたものだけを仕入れています。時には納得いく品質のものがなければ諦めなければいけません。
しかし、大変なことよりも新しい天然石との出会いだったり、思わぬインクルージョンや面白い特長などを見つけた時には、それまでの大変な時間は全て吹き飛び充実した気持ちで一杯になります。

縞模様が美しいインカローズのブレスレットを選別する天然石問屋UGSの店長

天然石の新しいあり方

僕たちUGSは常に理念に基づき考え行動しています。

「天然石の新しいあり方」

天然石の長い歴史の中には語り継がれてきた物語と科学によって実証された事実があります。近年、日本の天然石業界は歴史の一部分である物語だけを抽出し石自体に力があるという考えを広めてきました。実際に古くから石はお守りや信仰の対象として使われてきた歴史があります。そのため今後も古くから信じられてきた力という考え方を伝えていくことは大切です。しかし、力という一面的な考え方と曖昧な説明だけではいけません。そこには時代の進化とともに発展した科学的根拠に基づいた考え方や説明も必要です。

ルチルレイテッド・クォーツのカボション・カット

UGSは天然石の物語を科学的根拠と結びつけて正しい知識や情報を融合して天然石の新しいあり方を伝えていきます。また、天然石を所有する喜び、楽しさ、奥深さなどを広めることを目指していきます。

ツーソンの青空の下で時間を忘れて天然石を探す天然石問屋UGSの店長

これからも僕たちの天然石への取り組む気持ちはもっともっと増えていきます。

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天然石の中で一番有名で身近にあるものといえば「水晶」ですね。
無色透明で昔から見る人を惹きつけてきた鉱物です。

そんな水晶。
成分や硬度などはよく知られていますが、どのくらいの時間でできたか(形成)は知られていません。
はたして水晶はどのくらいの時間をかけてできるのでしょうか。

何万年、何億年

「何万年、何億年という時を越え育まれた水晶」
「何千年、何億年の歳月をかけてゆっくりと育った水晶」

これらのコメントは天然石やパワーストーンのお店でよく目にしたり聞いたりする情報です。
言い回しこそ違いますが、どこも基本的には同じような年月です。

しかし、本当に水晶が作られるのに何万年、何億年もかかるのでしょうか?
そうしたら工業用など色々な用途に使われる人工水晶(合成水晶)もとんでもない時間がかかって作られていることになります。

人工水晶(合成水晶)ができるまでの時間

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「人工水晶(合成水晶)」とは、人が人工的に合成して作った水晶のことです。
天然の水晶ができるのに気が遠くなる時間がかかるのであれば、人工水晶も当然時間がかかると考えられます。

しかし、実際には違います。
人工水晶がオートクレーブと呼ばれる大きな釜で合成される時間はわずか数十日から数ヶ月です。もちろんサイズによって時間は大きく変わってきますが、何万年や何億年もかかりません。

水晶ができるまでの時間

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人工水晶ができるまでの時間から考えると、天然水晶ができる時間も同じように短いと考えられます。そして、同じ水晶なので人工水晶と天然水晶は、ほとんど同じ時間でできるのではないかということも考えられます。しかし、これは違います。

理由は「人工水晶と天然水晶ではできる環境が全く異なる」からです。

人工水晶は温度、濃度、圧力などが完璧にコントロールされた環境下で合成されます。工業用製品なので時間とコストをかけずに良い水晶を作ることが最大の目的です。

天然水晶は鉱床内で温度、濃度、圧力などが絶えず変化する環境下で形成されます。このような環境では当然成長のスピードが一定ではなく成長が止まったり再成長を繰り返していきます。これが天然水晶の魅力でもあります。

このことから天然水晶ができるまでの時間は
「およそ数年から数百年」と考えられています。

しかし、残念ながらこれは正しい答えではありません。
なぜかというと誰も天然水晶ができる場面や時間を計測したこと(できない)がないからです。
そのためあくまで推測でしかありません。

ただ一言いえることは「何万年、何億年もかけて育たない」ということです。
何万年、何億年前にできた水晶はあると思います。
それらが採掘されて僕たちの手元にあると考えると、とてもロマンを感じます。

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セラフィナイト

「この緑色の天然石はなんでしょう?」と聞くと、「セラフィナイト」と応える方が多いと思います。
しかしセラフィナイトはスピリチュアルやパワーストーンなどの世界で呼ばれている愛称です。

クリノクロアとは?

正式名称は「クリノクロア」といい和名で「緑泥石(りょくでいせき)」といいます。十数種類に及ぶ緑泥石(クローライト)グループ中の一種類がクリノクロアです。クリノクロアの色は濃い緑色で地味な印象がありますが、研磨加工を施すと細かい繊維状の迫力ある模様があらわれとても見事です。このような美しい模様のクリノクロアはロシアで産出します。

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なぜセラフィナイトと呼ばれるのか?

さて、それではなぜクリノクロアという正式名称があるにも関わらず、セラフィナイトと呼ばれるのか。これはクリノクロアの繊維状の模様がまるで天使の羽根をイメージするため名付けられたといわれています。その他にも色々な理由はあると思いますが鉱物学的には、あくまでごく一部(スピリチュアルやパワーストーンの世界)で呼ばれている愛称です。

これからはクリノクロアと呼んで欲しい

セラフィナイトという愛称を使うことや呼ぶことは悪いことではありません。むしろクリノクロアの知名度を上げてくれた素晴らしい愛称です。しかし、正しい正式名称を知ったうえで愛称を使うとより天然石を楽しむことができると思います。例えばお店などでセラフィナイトといわずにクリノクロアというと店員さんも「おっ!」という感じになると思います。

 

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ルーペとは「もの」を拡大して観察する道具のことです。 宝石や鉱物を見るためには無くてはならない必須アイテムです。 さて、ルーペもライト付き、カラフルな色やデザインなど色々なものが沢山あります。 それらは、どのルーペを使ってもほとんど問題なく見たり観察したりすることができます。 そうしたら、宝石や鉱物を見るためのルーペは何でもいいのでしょうか? 答えは「No」です。

ルーペに求められる3つの条件

プロが本当にこだわって使うルーペには以下の3つの条件があります。 1 球面収差と色収差 2 枠の色 3 レンズの素材

「1 球面収差と色収差」

ルーペで最も重要なパーツはレンズです。そのレンズを通して対象のものがどのように見えるかはとても大切です。レンズにはものが歪んで見える「球面収差(きゅうめんしゅうさ)」と色がにじんで見える「色収差(いろしゅうさ)」という問題があります。球面収差と色収差があると正確に観察することができません。そのためルーペでは、この2つの収差を補正するレンズである必要があります。その補正するレンズにはレンズを2枚使用した「ダブレット」とレンズを3枚使用した「トリプレット」があります。プロが使用すべきレンズは球面収差と色収差両方を補正するトリプレットが最適です。

 「2 枠の色」

ルーペの外形を構成する枠の色にもこだわりが必要です。宝石や鉱物を観察する際にこの枠の色や余分な光が入り込んだりします。そうすると色で判断、判別する重要な場合で見誤る可能性があります。そのため枠の色は、映り込みや光が入り込まない「黒色」である必要があります。灰色やステンレスカラーのものを多く見かけます。これらでも問題は無いのですがベストではありません。

 「3 レンズの素材」

ルーペのレンズにはガラス製とプラスチック製があります。しかし、長い年月使用するなら圧倒的に「ガラス製」です。プラスチック製は傷がつきやすくクリアに見ることができなくなる可能性があります。使用する頻度や色々な環境下でハードに使用することが多いルーペにおいて、常にクリアに見えることは必須条件です。そのためレンズの耐久性は高くなければいけません。 140724_2

高いルーペには理由がある

ということで、この3つの条件を備えたルーペは必然的に価格が高くなります。しかし、長く愛用する道具として考えると、そんなに高い投資ではないと思います。おすすめルーペのキーワードは「トリプレット、黒色、ガラス製のルーペ、日本製、ドイツ製」です。 僕がルーペに求めることは超シンプルに「正確に見える」です。 140724_3

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天然石の世界で一番有名で身近にある石は「水晶」だと思います。
その水晶を言い表す言葉の中に「クリスタル」があります。
色々な方とお話をしていてよく耳にします。
話の流れから水晶のことを言っていることは分かります。

しかし、このクリスタルという言葉が水晶を言い表すことは正しいのでしょうか?

「クリスタルとは」

そもそもクリスタルとはどのような意味なのでしょうか。
いきなり答えですが、クリスタルとは「結晶」という意味です
金属、人工物、鉱物など結晶さえしていればなんでも「クリスタル」といいます。
ちなみに結晶とは近山晶著書の「宝石宝飾大辞典」には

「規則正しく原子配列(結晶構造)をもち、いくつかの平滑な面(結晶面)で囲まれた幾何学的な多面体のことを指す。」

-引用:近山晶「宝石宝飾大事典」(近山晶宝石研究所)p.239より-

と書いてあります。非常に難しい文章ですが、簡単にいうと「同じ原子や分子が規則正しく並んで構成したもの」と考えるとわかりやすいと思います。

ここまでクリスタルの言葉の意味について書いてきましたが水晶を意味する内容はひとつもありません。

「クリスタルという言葉で水晶を言い表すには」

水晶のことを言っているつもりでも、クリスタルと言うと「結晶」という意味になってしまいます。例えば「クリスタルの8mm」は「結晶の8mm」、「ヒマラヤ山脈のクリスタル」は「ヒマラヤ山脈の結晶」、「クリスタルパワー」は「結晶パワー」という感じです。言っていることはなんとなくわかるし通じます。

クリスタルという言葉使って水晶を言い表すには「ロッククリスタル(rock  crystal)」や「クリスタリンクォーツ(crystalline quartz)」という英名で正しく言う必要があります。

ということで「クリスタル」という言葉の正しい意味をきちんと理解した上で使うことが大変重要だと思います。

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僕は小さい頃から河原や山に遊びに行ったら絶対に石を拾って投げたり、綺麗な石であれば拾ってブリキの箱に入れていました(後にガラスと判明)。

そんな石ですが、そもそも石とは何でしょうか?僕たちが扱っている天然石も石です。
更に細かく考えると鉱物も石だし、宝石も石です。

しかし、鉱物も宝石も同じ石ですが河原の石とは意味が異なります。

「石とは」

僕たちの身近に転がっている石は、何種類もの鉱物が組み合わさってできた岩石です。岩石と書くと大きなものをイメージしますが道端に転がっている石などは岩石が風化して小さくなったものです。よく見ると色が違ったものが混ざっていたり、形が違うものが組み合わさったりしています。

「鉱物とは」

鉱物も石です。しかし、石が「複数の鉱物の集合体」なのに対して、鉱物は「原子が規則正しく配列し、成分がほぼ均一で天然に産出する無機物」です。ちょっとこれだと分かりにくいので簡単に書くと「不純物がなく同じ成分、性質でできていて天然に産出するもの」を鉱物といいます。

「宝石とは」

さて、宝石は石であり、鉱物でもあります。しかし、宝石と呼ぶにはきちんとした定義があります。それは「鉱物や石の中でも特に綺麗なもので、それらを加工し美しさを引き出して装飾品にしたもの」です。

簡単なフローチャートで見るとわかりやすいと思います。

鉱物 → 石(複数の鉱物の集合体)
↓   ↓
宝石(綺麗な鉱物や石)

画像の緑色の鉱物はベリル(エメラルド)です。このベリルを美しく加工すると宝石のエメラルドになります。それ以外の部分は母岩で複数の石が集合しているので岩石といえます。

「石(岩石)」、「鉱物」、「宝石」と何気なく使っていますが、これらの呼び名の違いを知っておくことは天然石を見分けていく時に役立ちます。

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綺麗な天然石の原石やアクセサリーを見ると思わず手にとって見てしまいます。
僕は特に原石を見ることが多いです。魅力的な原石を見つけるとルーペを出して飽きるまで見続けてしまいます。

天然石は原石以外にも装飾品や置物など色々あります。特に女性は毎日なんらかのアクセサリーやジュエリーを身につけているのではないでしょうか。それぞれ楽しみ方は違いますが、天然石を触った後には絶対にすることがあります。

「手を洗う」

なんだ当たり前じゃないかと思うかもしれませんが、この当たり前のことを行っていないことのほうが多いから問題があるのです。

なぜ手を洗うのでしょうか?

汚いだけならば問題(多少です)ありませんが、天然石の場合は目に見えない細かいものが石の表面に沢山付着しています。その中には体に有害なもの(毒性、放射性物質など)があります。

手で触るだけなら問題ありませんが、ご飯を食べたり、ペットボトルの蓋を外して飲んだり、クシャミをする時に手で口を押さえたりする際に体内に入り込んでいきます。体内に入り込んだら大変です。一度体内に入り込んだ天然石はほぼ体外に排出することはありません。もし放射性物質などを微量であっても体内に取り込んでしまったら、体の内側から照射されつづけることになります。そのため天然石を触った後には必ず「流水」で手を洗う必要があります。

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「洗う場所がない」

必ずしも水道があり手を洗うことができるとは限りません。
そのような場合は最低限ウエットティッシュなどで手を拭き取るようにしましょう。
その後、食事をする際には食べ物に直接触れずに箸、スプーンや紙などを使って食べるようにしましょう。

「手を洗う優先度」

天然石が原石なのか加工されているアクセサリーなのかで手に付着する量が大きく変わってきます。

僕が考える手を洗う優先度は「原石>置物>アクセサリー」です。基本全て洗って欲しいのですが、やはり原石はなんの加工処理もされていなので要注意です。あとアクセサリーで注意するものはビーズです。ビーズ自体は研磨加工されて問題ないように見えますが、繋げて使うため石と石同士がこすれ合い(石擦れ)目に見えない細かい粉が発生するので注意してください。

体内に取り込まれても微量なので問題はほとんど無いと思います。そのため神経質になる必要はありませんが、天然石を触って楽しんだ後には「手を洗う」習慣を必ず身につけてください。

とても大切なことです。

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いつも天然石のビーズを仕入れるときに疑問に思うことがあります。
それは「偶数」のサイズを注文したり探したりしていることです。

日本で流通しているビーズ(特にラウンド)のサイズのほとんどが偶数です。
まるでみんなで打ち合わせしたかのように偶数のサイズを取り扱っているお店ばかりです。

なぜでしょう?
奇数は作られていないのかと考えてしまいます。
しかし、工場では偶数ばかりでなくちゃんと奇数のサイズも作っているのです。

ここからは推測

本来、日本人は奇数を好む民族といわれています。

諸説色々ありますが、身近なところで3月3日(ひな祭り)、5月5日(子供の日)、7月7日(七夕)などお祝いの日を思い出してもらうとよくわかると思います。だとしたら今頃日本では奇数のサイズがビーズの主流だったはずです。しかし、そうならなかったのはビーズ加工のほとんどを担う中国の影響を大きく受けたからだと思います。

中国人は日本人と逆で偶数を好む民族といわれています。
中国では偶数は吉数で対、円満、均等、調和といわれ吉祥を表します。
特に「8」という数字は縁起が良く電話番号や車のナンバーも高額で取引されるほどです。
普段から縁起の良さを気にするため、身に着けるビーズのサイズにはこだわりがあります。
このため加工されるビーズは奇数より縁起の良い偶数のほうが多く作られてきました。

日本で天然石やパワーストーンの黎明期に、日本人バイヤーが中国から仕入れを行う際に種類やサイズ展開が豊富な偶数のビーズを中心に購入してきたのではないかと考えています。

このような事情により日本の天然石ビーズのサイズは、日本人が好む奇数ではなく偶数のビーズが多く流通していると考えています。